では、だれが具体的な業務をおこなっているかというと、答えは「資産運用会社」です。 資産運用会社は、投資法人の数ある業務委託先の中でも、最も重要な役割を果たしています。というのも、実は投資法人は、資産運用会社が設立発起人になっていないと、法人としての登録が認められません。つまり、資産運用会社がJ-REITを作るのです。 資産運用会社が請け負うのは、J-REITの要となる業務です。例えばファンドの基本方針の決定、ファンドに組み入れる不動産の選定、テナントの募集と契約、不動産を管理するプロパティマネジメント会社の選定など、いわゆるファンドマネージャー(あるいはアセットマネージャー)の役割を果たします。ほかにもIR業務など、様々な業務を請け負っています。 したがって、この資産運用会社の運用力次第で、J-REITの業務の良し悪しが変わると言っても過言ではありません。このため、投資する際には資産運用会社をチェックする必要があります。 なお、現在ある資産運用会社のほとんどは、不動産業界や金融業界の大手企業が共同で設立しています。